「風俗嬢として働くのは嫌だ」と思っていても、風俗嬢をやめるという選択肢を選びきれない人も多くいるのではないでしょうか。
そこで今回は、本当は風俗で働きたくないけどやめられない風俗嬢の特徴を以下の5つのポイントに分けて解説していきます。
- 金銭感覚が狂ってしまった
- 純粋に風俗の仕事が好き
- 昼職でやっていけるスキルや自信がない
- 依存体質である
- そもそも辞めさせてくれない・辞められない事情がある
ここから詳しく解説していきましょう。
Contents
金銭感覚が狂ってしまった

最も多い理由がコレです。風俗嬢というのは、普通のOLの何倍ものお給料を稼ぐことができ、時給換算した場合、その差に驚いてしまうでしょう。
お店のシステムだったり、指名される人数だったりで安定しないこともありますが、1日で5万円近く稼ぐことも普通にあり、店舗No.1嬢が本気で1ヶ月頑張れば100万円は超えてくることでしょう。言ってしまえば、買いたいものがあれば何だって買えてしまうのです。
- ブランド物の服やアクセサリー
- 限定モデルの商品の購入
- 海外も含めた旅行
- 高級マンションへの引っ越し
- ホストクラブなどお金を使う遊び
通常のOLであれば、3ヶ月我慢してやっと買えるようなものも3日頑張れば買えてしまいます。
そんな金銭感覚になった人が突然、「1ヶ月のお給料は手取りで20万円です」と言われても耐えれないでしょう。結局は風俗嬢へ舞い戻る「負のスパイラル」に陥ってしまうひとが後をたちません。
そうならないためにも、一般的な生活に基づいた金銭感覚のまま風俗嬢として働く必要があります。そもそも風俗嬢というのは、「一定期間で集中的にお金を稼ぐことに特化した仕事」ということを頭に入れておきましょう。
まずは、毎月自分が生活するために必要なお金を計算し、それ以上使わないように節約するスキルを身に付けるべきです。
純粋に風俗の仕事が好き

もちろん「風俗」という仕事が好きという女性もいます。なぜ風俗という仕事が好きなのか、という点に関しては人それぞれですが、基本的には以下のようなことが挙げられます。
純粋に風俗の仕事が好きな人の理由 |
・男性とエッチなことをするのが好き |
・相手に必要とされる存在になれる |
男性とエッチなことをするのが好きな人
純粋に男性とエッチなことをするのが好きという人には風俗嬢というのは天職かもしれません。
風俗にも多くの種類があり、本番行為も好きという人であれば「ソープ」でも良いですし、本番行為はちょっと…という人であれば「デリバリーヘルス」や「ピンクサロン」などがあり、自分が好きな職種を選べるのも良い点です。
相手に必要とされる存在になれる
それ以外の人たちが風俗という仕事に見出している価値として「男性(客)が自分のことを必要としている」というものがあります。
お客は風俗嬢とエッチなことをする目的で風俗を利用するので「私はこの人が気持ちよくなるために求められている存在」という感覚に陥り、風俗嬢という仕事が好きになるのです。もちろん普通に話し相手になったり、疲れを癒やすマッサージをしてあげたりなどやれることはあります。
さらに指名されている場合、自分にお金を使ってくれているということが分かるので嬉しさも倍増するため、やめたくないと思うのです。
昼職でやっていけるスキルや自信がない

「風俗嬢から昼職に就くのは難しい」とよく言われますが、それには様々な理由があります。
まずは、純粋に履歴書に風俗嬢として働いていた期間を記載することができません。風俗嬢も立派な職業ですが、昼職に就職する際には隠しておいた方が良い経歴でもあります。一概にダメとは言えませんが、不利に働くことの方が多いでしょう。
履歴書に書けない期間は「無職」だったと捉えられますので、どうしても不利になってしまいます。
それに加えて、風俗嬢として働いたスキルを活かす場面も多くありません。接客スキルなどは身に付くと思いますが、事務作業や経理などの現場ではスキルが要求されます。
もし昼職に転職することを前提に風俗嬢をしているのであれば、やりたい仕事の勉強や資格の取得などをおすすめします。面接などで「働いていない期間には資格取得のために勉強していました」とアピールすることが可能です。
金銭的に昼職で働いて生活していけるのか
最初の方でも書きましたが、風俗嬢は普通のOLの何倍もの給料を稼ぐことが可能です。昼職に転職した場合、「正社員で将来的にも安定しているけど、手取りが20万円で生活していけるのかな?」と心配になってくるでしょう。
最初は戸惑うこともあると思いますが、生活しているうちに今あるお金で生活する方法なども学んでいけます。少しずつ自信を付けていけば問題ありません。
依存体質である

誰かに依存していないと不安という子も、風俗から抜け出せなくなる女性の特徴の一つです。前述しましたが、「誰かに求められている・必要とされていることが好き」と似ていますが、こちらは更に依存率が高くなっています。
指名などされると、「その人が求めているならどんなことでもやっちゃう!」と思っている人もいますし、エッチなことは当然だけど本当の恋人のような時間を過ごしたいと思っている人もいるのです。
それと同時に「彼氏が働いてなくて自分が稼ぐしかない女性」や「ホストなどにお金を貢ために働いている人」も多く存在します。
切り捨てればいいのに、通うのをやめたらいいのにと思いながらも、どうしても断ち切ることができません。そういった人は風俗業界を行ったり来たりを繰り返す傾向にあります。
「彼氏が借金をして…」というのも割と聞きますし、ダメな男を捕まえると大変です。もし、以下のような男性と付き合っている、もしくはタイプという人は気を付けましょう。
- ホスト
- バンドマン
- 役者
- お笑い芸人
全員が全員ダメというわけではありませんが、ダメな男…いわゆる「ダメンズ」になりがちです。どの職業にしても新人のときは稼げませんし、売れてきて捨てられる可能性もあります。「お金ない時に支えたのに…」という話もよく聞くくらいです。
しかし、こういったダメンズ好きというのは治りにくいと言われています。難しいかもしれませんが、「自分の生活や人生は自分優先」と考え、決して「男性次第」にならないようにしてください。
そもそも辞めさせてくれない・辞めれない事情がある
自分が風俗嬢を辞めたいと思っていても店側が辞めさせないこともあります。
これは意外と多く、更なるトラブルに発展する可能性も考えられます。店側からしたら店全体の売り上げが下がってしまい、これまでの労力が無駄になってしまうため「No1嬢や人気嬢」「新人嬢」などに辞めてほしくはありません。
気が弱い子などは「辞めるな!辞めさせない!」と強く言われただけで「辞めません…」と押し負けてしまう可能性があります。
そのままバックレても良いのですが、給料未払いなどであればそう簡単にはいきませんし、場合によっては「辞めるなら違約金を支払え」などと言ってくる店もあります。しっかりと給料は貰い、辞める意思が固いということを根気強く伝えることが大切です。
しかし風俗嬢の中には、闇金業者から借りたお金の返済に風俗嬢として働いている人もいます。
その場合、途中で辞めると全額返済を強要されたり、家族の方に連絡がいく可能性があるなど不利益なことが起こります。一番は闇金から借金しないことですが、辞めたくても辞められない事情があるとどうしようもありません。
まとめ

今回の記事をまとめると以下のようになります。
- 金銭感覚が狂ってしまうのがやめられない理由で最も多い
- 風俗嬢という仕事に誇りを持ってやっているのであれば問題ない
- 昼職への転職を考えているのであれば、資格の勉強など知識を取り入れよう
- 恋愛体質や依存体質で抜けれなくなってしまう可能性も充分に考えられる
- 借金などの返済で仕方なく風俗嬢として働いている子も実際にいる
風俗嬢というのは簡単な仕事ではありません。嫌なこともありますし、心が病んでしまうことも充分に考えられます。しかし、風俗嬢だからこそ得られる対価も大きいのです。
一度風俗嬢の良さを知ってしまうことで、一般の仕事に就くのが難しくなることもありますので、「風俗はあくまで一定期間集中して稼ぐのが目的」といった感じで、割り切ることが大切になります。