キャバ嬢という仕事は、仕事内容や働き方が特徴的なため、向き・不向きがあります。
向いてる人がキャバ嬢になると、かなりのスピードで指名客を増やし、収入にも直結しやすいものです。
しかし、向いてない人がキャバ嬢になると、指名が取れずにヘルプばかりで収入も思っていたより少ない…ということも。
そこで今回は、キャバ嬢に向いてる・向いてない人の特徴を紹介します。
これからキャバ嬢になろうとしている人は、自分の向き・不向きを確認しておきましょう。
Contents
キャバ嬢に向いてる・向いてないの境目を見分けるポイントは?

キャバ嬢に向いてる・向いてないの境目を分けるのは、外見と内面の両方です。
そのため、顔やスタイルが元からずば抜けて美しい人は、向いてると判断できるでしょう。
しかし、顔やスタイルが良くても成績が悪く、辞めていってしまう人も少なくありません。
顔やスタイルはある程度の水準でも、中身が向いてる人は、常にトップの成績を守る…というのがキャバクラあるあるです。
では、どんな中身の人が向いてるかというと、営業・接客のプロ意識が高い人です。
容姿はもちろんですが、「キャバ嬢」という仕事について、客観的に考えるセンスがずば抜けている人がナンバーワンを取れるのです。
しかし、プロ意識とは何なのか、また外見が良くても指名が取れなくなる理由は何なのか、まだキャバクラで働いた経験のない人にはわかりにくいかもしれません。
次からキャバ嬢に向いてる・向いてない人が持つ特徴について紹介しながら、その理由について説明しましょう。
外見だけじゃない!キャバ嬢が向いてる人の特徴

キャバ嬢といえば、やはり「見た目」が重視されるのでは?と思っている方も多いでしょう。
確かに見た目は良いに越したことはありませんが、キャバ嬢に向いてる人には他の要素も満たしている傾向があります。
ここでは、外見を含め、キャバ嬢に向いてる人の特徴について紹介します。
プロ意識・競争意識がある
売れているキャバ嬢がキャバ嬢に向いてると仮定すると、ほぼ全員に共通する特徴があります。
それが、「圧倒的なプロ意識・競争意識」です。
キャバ嬢の仕事は、基本的に決められた客数の中で、他のキャバ嬢よりもいかに多くの本指名をとるかで収入がまったく違ってきます。
そのため、「ただのバイト」と思わずに、以下のように考えられる人がキャバ嬢に向いていると言えるでしょう。
お客様も、腰掛けのアルバイト感覚で働いているキャバ嬢よりも、自分が求めていることをきちんと把握してくれるプロ意識の高いキャバ嬢を見抜きます。
収入が多いお客様ほど、プロ意識の有無を見抜く目があることから、結果的にキャバ嬢にとっても多くの収入にも繋がります。
また、結果を出すためなら、ほかの人を出し抜くことを悪いと思わないような、競争意識の高さも重要です。
競争意識も立派なプロ意識の一部であり、これがあることで店内でもより多くの指名が取れるようになります。
異性に好かれる・同性に嫌われる
昔から、「男には好かれるけど、女友達が少ない」女性は、一定数いるものです。
男性の前に出ると自然に態度が変わってしまう女性は、無意識のうちに男性をうまく操る行動をとっているのです。
このような女性は、キャバ嬢に向いています。
キャバクラのお客様の90%以上が男性であり、綺麗な女性と話したい、疑似恋愛がしたい、褒められたいという欲求を持って来店する傾向があります。
男性に好かれやすい女性というのは、男性が喜ぶコツを知っているものです。
以下のような言葉をナチュラルに使い、うまく男性の心をくすぐります。
- さ(さすが!)
- し(知らなかった)
- す(すごい)
- せ(センスいいですね!)
- そ(そうなんですか?)」
なので昔から男友達が多く、彼氏が途切れたことがないが、女友達が少ない…という方は、キャバ嬢に向いてる可能性があります。
外向的な性格
人の性格として、「外向的」「内向的」という傾向があります。
- 何かあったときに、原因づけを自分以外のせいにする(他人が悪い、環境が悪いなど)
- 友人が多く、人と会うことでエネルギーをもらう
次に内向的な人の特徴について紹介します。
- 何かあったときに、原因づけを自分のせいにする
- 限られた友人がいて、人を会うと疲れてエネルギーを失う
上記を参照すると、キャバ嬢の仕事は、長時間人とコミュニケーションをとる仕事ですから、外向的な性格の人が向いていると言えるでしょう。
根っからの外向性を持つ人は、むしろキャバクラでの仕事が楽しくて仕方なくなるかもしれません。
残酷だが容姿はある程度必須
最後に、やはり容姿の重要性についても触れておきましょう。
キャバ嬢に向いてる人は、顔に限らず、自分の体のどこか1つでも「他の人よりキレイ・優れている」と思えるような特徴があります。
「顔は一般的だけど、ものすごく美脚」「脚は短いけど、顔立ちが整っている」「顔も体も一般的だけど、肌が信じられないくらいキレイ」など、どこか「セールスポイント」となるレベルの特徴を持っている人は、キャバクラでも一定の成績を残すことができるでしょう。
キャバ嬢が向いてない人の特徴

キャバ嬢が向いてない人は、基本的には元々の性格的特徴自体が、夜職という仕事に向いてないという場合が多いようです。
ここでは、キャバ嬢に向いてない人の特徴について紹介します。
お小遣い稼ぎ感覚が強い
水商売の経験がない人がキャバ嬢の仕事内容を聞くと「男の人と話をして、お酒を一緒に飲む仕事」のように、かなり軽く考えている人が多くいます。
実はその仕事内容の中にも、会話術や営業術が隠れているのですが、経験のない人にはそれがわかりにくく、キャバ嬢の仕事を「お小遣い稼ぎの簡単なバイト」と考えて始める人がいるのです。
このような人は、キャバ嬢には向いていません。
お小遣い稼ぎ感覚で働いているキャバ嬢は、お客様の目にもそのように映ってしまいます。
その結果、指名が取れず、バックも入りにくくなり、「思ったより稼げない…」「思ったより大変…」と辞めていくことになるでしょう。
美人でも努力しない人は向いてない
美人で年齢が若い女性は、入店直後の売り上げは非常に良い傾向があります。
容姿は確かに先ほどご紹介したように、キャバ嬢の素質としてあった方がいいものです。
しかし、その素材の良さにあぐらをかいて、努力しない女性は、キャバ嬢には向いていません。
お店のルールでヘアセット必須なのに、自分で適当なヘアアレンジをして出勤したり、安物のキャバドレスしか買わなかったりすると、本物を見る目が高いお客様からはすぐに敬遠されてしまいます。
さらに容姿の良さに甘んじて会話術を磨く努力をしない人も多く、このような人はキャバクラで働いても、いい成績が残せるのは最初の数ヶ月である可能性が高いのです。
マイペースすぎて気が回りにくい

よく自己紹介をするときに、「私はマイペースで…」という人がいますが、マイペースもほどが過ぎるとキャバ嬢に向かない性格の一つと言えます。
キャバ嬢は接客業ですから、常に相手のペースを見て動く必要があるからです。
相手が話したいタイミングで、自分のペースで話し出したり、相手が静かに過ごしたい時にも自分のしたい話をしたり…というマイペースは、キャバクラでは嫌われてしまいます。
接客業に必須の「気が利く」ことを上回るマイペース過ぎる人は、キャバ嬢には向いていないでしょう。
サバサバしすぎて男性側が気を遣う
「私ってサバサバしてるから!」と、自分の性格を位置付ける人もまた、キャバ嬢の仕事には向いてないでしょう。
サバサバしている、ということは、よく言えば「男性を追いかけたり、男性に負荷をかけるようなことはしない」とも言えます。
しかし、悪く言えば「男性を褒めたり、嘘でも興味のあるフリができない」とも言えるのです。
お客様の話に興味を持って、時には優しくうなずいたり、時には褒め称えたりするのもキャバ嬢の仕事ですが、それができない人は、キャバ嬢の仕事が辛く感じるでしょう。
お客様側としても、「この子はサバサバしすぎるから、あの話をしても流されるだろうな」と、話題を選ぶような気遣いをさせることになります。
お客様がキャバクラで気を遣うようになっては本末転倒で、このような人はキャバ嬢の仕事は選ばない方がいいかもしれません。
まとめ:プロ意識、元々の性格によってキャバ嬢に向いてる・向いてないが決まる

キャバ嬢に向いてる・向いてないを判断する基準は、やはりプロ意識・コミュニケーション術・性格的特徴だと言えるでしょう。
プロ意識は、働いてみて初めて芽生える人もいるため、仕事を始める前に判断するのは難しいかもしれません。
しかし、性格的特徴ならキャバクラで仕事を始める前にある程度自分のことを振り返ってみれば分かるのではないでしょうか。
元から人と話す方が元気が出る、相手の話を聞くことが苦痛じゃない、という外向的性格の人は必然的にコミュニケーション術も磨かれやすく、キャバ嬢に向いてると言えます。
一方で、元から人と話すと疲れて、外出するとドッと疲労感が出る、相手の話にまったく興味が持てないという内向的性格の人は、キャバ嬢の仕事を苦痛に感じる可能性が非常に高く、向いてないと言えるでしょう。
自分の性格をよく見つめ、本当に向いていないと感じた人は転職も視野に入れてみることをおすすめします。