キャバ嬢としてよりたくさん稼ぐためには、キャラ設定がかなり重要です。
お店でどんなキャラとして働くかによって、キャバ嬢の本指名数が変わり、報酬もそれに応じて変わっていくからです。
そこで今回は、お客さん受けがよく、より高収入につながるキャラ設定の仕組みや注意点、具体的なキャラの例についても紹介していきます。
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キャバ嬢にもメリットたくさん!キャラ設定はどうして必要?

売れているキャバ嬢の共通点は「プロ意識が高いこと」です。
どうしたらお客さんに受けるのか、どうしたら報酬につながるのか、無駄な行動はせずに、常に効率的に太客を取れるかを考えています。
芸能人にもキャラ設定があるように、キャバ嬢もまた、プロ意識を持ってキャラ設定している人がたくさんいます。
むしろ素の性格で接客している人の方が少ないでしょう。
- 自分の中の「キャバ嬢スイッチ」が入り、同時にプロ意識が高まる
- お客さんが喜ぶこと、売り上げにつながることを第一に考え、効率的に稼ぐことができる
- お客さんの立場から見ても、「来るたびに印象が違う」ので飽きない
上記のように、キャラ設定があった方が明らかに有利です。
「あそこのお店の◯◯ちゃんは、明るくて元気なキャラだから、今日みたいに落ち込んだ日は楽しませてもらおう」というような動機付けに繋がることも。
キャバ嬢にとってはより高い報酬をもたらし、お客さんにもわかりやすいキャラ設定は、しておいて損がない、キャバ嬢の営業方法にとって必須のプロセスと言えるでしょう。
お客さん受け抜群!キャラ設定の具体例5選

せっかくキャラ設定するなら、自分が好きなキャラよりも、お客さん受けの良いキャラを演じた方が、より高い売り上げに繋がります。
そこでここでは、実際のキャバ嬢が演じていることが多いキャラ設定を5つ厳選して紹介します。
色気を隠さない!憧れのお姉さんキャラ
キャバクラに来る男性は、ほとんどが「綺麗な子・可愛い子と楽しく過ごしたい」というのが目的です。
キャバドレスにはセクシーなテイストが多く選ばれているように、色気を醸し出すことは、キャバ嬢にとってかなり大きな武器になります。
この色気をキャラ設定の中に取り込んで、お色気キャラになれば、売り上げアップにつながる可能性が見込めるでしょう。
セクシー系のキャバドレスを選び、話すときのスピードは遅めにして、メイクもアイラインでキャットラインを引いてセクシーさを演出することで、お色気キャラをつけていくことができます。
自分の話をするよりも、お客さんの話を聴く側に回ることで、「憧れのお姉さん」キャラを演出できるでしょう。
隙を見せて上手に稼ぐ!ちゃっかり妹キャラ
「しっかりしている女性は、隙がなくて話していると疲れる…」という男性もいます。
そこでおすすめなのが「妹のように世話がやけるけど、どこか憎めなくて大切にしてしまう」という妹キャラです。
このキャラ設定にしておくと、気配りを忘れてしまうことがあっても「仕方ないな」「俺がいないとだめなんだから」とむしろ喜ばれることもあるくらいです。
ただ、隙を見せすぎると、色恋を望むお客さんが増えたり、ナメられてお触りが増えるなどの事態にも繋がります。
「妹」に過剰に触るお兄ちゃんがいないように、その辺りをうまくアピールすることが、この妹キャラの注意点です。
「◯◯さんって、お兄ちゃんみたいで頼れるから好き!」など、あくまでも「触れない」妹キャラを作るようにしましょう。
守ってあげたくなる!ピュアな女の子キャラ

昔は「カマトト」と呼ばれていた、純粋さを売りにするキャラもかなり人気です。
キャバクラで働いている時点で、もちろん夜の世界のことも、男性のこともある程度は知っている女性がほとんどですが、あえて「悪いことは何も知らない、守ってあげたくなるような純粋さ」を演出するのがピュアキャラです。
具体的には、声のトーンは高め、話すスピードはお客さんが聞き取りやすいくらいのスピードで、メイクも綺麗系よりタレ目の可愛い系にすると、ピュアキャラを演出しやすくなります
女性に幻想を抱いている男性には、このキャラ設定が抜群に受けます。
「女子校育ちで、男性と話したことなくて」「(性的な話をされても)あんまり経験なくてよくわかんない…」など、男性慣れしていないことを匂わせることで、キャラが付いていきます。
このキャラの場合は、お客さんの話を聞いて、「知らなかった!」「ここまで延長してくれるの、◯◯さんが初めて!」など、純粋さを武器に相手を褒めると、その効果が倍増するため、売り上げにも貢献するでしょう。
クールな魅力!計算された塩対応キャラ

女性に媚びられるのが苦手…というお客さん受けがいいのが、クールキャラです。
笑顔になる回数は少なく、会話は基本的に低めのトーンで、爆笑はせずに笑みをたたえていることで、クールキャラが演出できます。
ピュアキャラや妹キャラのように「すごーい!」とお客さんを無理に持ち上げることもなく、精神的にも楽という人も多いようです。
ここぞというときには可愛く笑ったり、さりげなくボディタッチしたりすることで、お客さんは普段のクールさとのギャップに魅力を感じます。
店内の他のキャバ嬢との差別化を図ることができやすいため、「キャラ立ちする」という理由から選ばれることが多いキャラ設定です。
男性の自尊心をくすぐる!あえてのおバカキャラ
「お前ほんと、バカだなー!」と、愛情を持って呼ばれるのがおバカキャラです。
わざと難しい言葉を言い間違えたり、自分の失敗話を披露したりして、お客さんの方が頭がよく見せるテクニックが必要となるため、実はバカではできない、難しいキャラでもあるのです。
自分を笑いにできる人は、いい意味で隙があり、人に愛される傾向があります。
「この前夜中にトイレ行ってさ、鏡見たらゾンビみたいなのがいて・・ま、メイクしてないアタシだったんだけどね!」など、自分をあえて落として笑いをとるスタイルができると、「会話を楽しむ」ことを目的に来ているお客さんにとっては、かなり受けがいいものです。
自分を落とすなんてプライドが許さない!というキャバ嬢も多いのですが、おバカキャラは伝統的な高売り上げキャラでもあります。
明るく、さっぱりしているこのキャラは、落ち込んだときに元気付けてほしいという理由で指名されることも多く、昔から一定の人気を誇っているキャラなのです。
キャラ設定は計算が必要!キャラが苦痛にならないための注意点

ここまで紹介してきたように、キャラ設定は無意識でやるものではなく、計算し尽くして決めるものです。
また、一度キャラをつけたらキャラ変えをすることは難しく、お店を替えない限りはそのキャラを続ける必要があります。
そこでここでは、キャラを長期間を続けても苦痛にならないために、気をつけておきたい注意点について紹介します。
正直な人は、自分の性格を生かして、無理ない設定に
いつも本音で話してしまう、自分に正直な性格の人は、お客さん受けだけを考えて無理なキャラ設定をしないことが大切です。
キャバクラで過ごす時間は、本業の場合は6時間以上になることもあります。
しかも週5日出勤などのハードワークだと、「心に仮面をつけている状態」がずっと続いてしまい、精神的に疲れてしまうからです。
だんだん疲れてくると、キャラ設定が崩れてきたり、キャバクラでの仕事自体がイヤになってしまうことがあります。
精神的なストレスなく働くためにも、できるだけ本来の自分の性格を生かし、内気な場合はピュアキャラなどを選び、口数は少なくてもお客さんの気持ちを受け止めるようなキャラ設定の方が続けやすいでしょう。
スイッチのオン・オフを入れるのがうまい人は、あえて逆方向のキャラを
逆に「演じるのが好き」「仕事スイッチを入れるのに自信がある」という人は、売り上げ重視でお客さん受けの良いキャラを選ぶのもおすすめです。
本当は知的で、お客さんよりも多方面で幅広い知識があるのに、受けがいいからという理由でおバカキャラをあえて演じ、No.1になったという人も実際にいます。
この場合、お客さんの話に対してウケが良いボケを入れながら笑いを誘うのですが、実は「ウケがいい=話の芯がわかっていてあえて外している」という高等テクニックを使っているのです。
普段は容量よく甘えるのが得意…という人も、演じるのが苦痛でない場合は、お姉さんキャラなどを演じることで、時々甘えるギャップを与えることができ、より多くのお客さんの心をつかむことができるでしょう。
まとめ:キャラは自分の性格に合ったものを選んで、無理なく賢く稼ごう

キャラ設定は、基本的にお客さん受けがよく、売り上げに直結するように選ぶことが大切です。
しかし、あまりにも自分の性格からかけ離れていると、だんだんキャラに矛盾が出てきてしまい、働くこと自体に疲れてしまいます。
そのため、自分の性格をベースに考えて、無理なく売り上げに直結しそうなキャラに設定することをおすすめします。
また、店内でのキャラかぶりも考えておきましょう。
同じキャバクラに、同じキャラ設定のキャバ嬢が何人もいると、結局キャラが立たずに設定が台無しになってしまいます。
同じお店にたくさんいるキャラは避けて、穴場を狙ったキャラ設定にすることで、「このお店では珍しいタイプだね」と、より多くの本指名を獲得できるでしょう。