キャバクラで働くのが辛いと思ったときに考えるべき3つのこと

キャバクラで働くことを辛いと思わず、楽しみながら働いている人もいるでしょう。

しかし、キャバクラを続けていると、以前は感じなかった辛さを感じるようになる人も少なくありません。出勤前になると具合が悪くなる、もうキャバクラで働きたくないと思いながら、辞めてどうするのか…と、むしろ不安が大きくなるという人も多いでしょう。

この記事では、そんなキャバクラで働くのが辛いと思った時に考えるべき3つのことについて紹介します。

キャバクラのこんなところが辛い!

キャバクラのこんなところが辛い!

風俗に比べてサービスもマイルドであり、夜職初心者でも比較的抵抗なく始められるのがキャバクラのメリットでもあります。しかし、その一方で辛いと感じることも多いもの。キャバクラで働くことのどこに辛さを感じる人が多いのでしょうか。

客からのセクハラが辛い

キャバクラなのに、夜遊びの経験がない客や、常識のない客の場合、平気な顔でおさわりしてくることが多いものです。ボディタッチによるセクハラも論外ですが、精神的に辛いのが、言葉でのセクハラ。

「どうせ遊んでるんでしょ?」「〇〇買ってあげるからこの後…」のように、イヤな会話にも笑顔で付き合っているうちに、ストレスがたまって辛くなる人は多いでしょう。

キャバ嬢同士のケンカやいじめが辛い

キャバクラでは、キャスト同士の仲がよいのはレアケースです。たいていの場合、キャスト間は特に会話もなかったり、ひどい場合にはケンカに発展したりすることもあります。

ケンカならまだいい方で、中には特定のキャストを無視したり、私物を隠したりすることもあり、女性の多い職場特有の風通しの悪さが辛いという方も多いでしょう。

生活リズムが整わなくて体調不良が辛い

キャバクラに限らず、夜職の方は昼夜逆転の生活になりやすく、生活リズムを整えるのが難しいものです。夜からの出勤で、深夜2時3時まで勤務することもあり、帰宅して眠りにつくのは朝方になるという方も少なくありません。

そうなると起床するのは昼過ぎになり、また夜に仕事をして…という繰り返しでは、体調を整える暇もないでしょう。

それに加えてお客様からのお酒を断れず、連日の飲酒で肝臓を休める暇もないという方も多いはずです。昼夜逆転、休肝日なしの不規則な生活では、体調を崩さない方が不思議です。眠い、だるい、スッキリしないという体調不良が辛いというキャバ嬢は多いでしょう。

キャバクラで働くのが辛いと思ったときに考えるべき3つのこと

キャバクラで働くのが辛いと思ったときに考えるべき3つのこと

キャバクラは華やかな場所である一方、その中で働くキャストは、世間が思っているよりも辛い思いをしながら仕事を続けているという方も多いものです。辛いから辞めたい、辞めようかな…と考えたことがある方も多いのではないでしょうか。

しかし、キャバクラからどこに転職できるのか、そもそも辞めてどうなるのか漠然とした不安を抱える方も少なくありません。キャバクラで働くのが辛いと思ったその時、何を考えるべきかについて紹介します。

1.「キャバクラ辞めたら終わり」ということはない

「初めて働いたのがキャバクラだったから…」
「キャバクラでしか働いたことないから…」
「中卒で学歴もなくて他に働けるところがないから…」

上記のような理由で、本当に辛いのに、“キャバクラを辞めたら後がない”という気持ちでキャバクラを辞められずにいるという方は多いのではないでしょうか。

しかし、どんな仕事も「辞めたら終わり」「辞めたら次はない」ということはありません。2019年現在、どの業界も人手不足に悩む一方であり、元キャバ嬢という経歴でも転職することは可能です。

特に今現在キャバクラで、現役で勤務しているということは、年齢は高くても30代のはずです。20代ならなおさら、30代ならまだまだ転職可能性は十分にある年齢だと言えます。

キャバクラを辞めたら次はないどころか、あなた次第で転職の可能性はむしろ大きくなるのです。

2.キャバクラが辛いなら、他の夜職に転職しても辛い

キャバクラが辛いと感じている方が最初に思い浮かべるのは、同業種である他の夜職への転職という場合もあるでしょう。
キャバクラはボディタッチ禁止なはずなのに、平気でルールを破るお客様も多く、どうせルールを守らないならもっと給料がいい風俗に転職した方がましかな…と思うのも無理はありません。

しかし、キャバクラが辛いからといって、他の夜職が辛くないかと言えば、そんなことはないのです。
「こんなところが辛い」でも紹介したように、夜職から夜職に転職しても、昼夜逆転の生活が続く可能性は高く、過激なサービスを求められることが大半です。

結局は他の夜職に転職したとしても、同じような辛さを抱えたまま、年齢をさらに重ねた後に「辛いけど辞められない」という事態に追い込まれる可能性があります。
そうならないよう、転職しやすいからといって同業種へ転職することは、あまりおすすめできません。

3.キャバクラから転職するなら昼職を検討してみる

キャバクラで働くことが辛い場合、最初に考えてほしいことが、「昼職への転職」です。
キャバクラ勤務が辛い理由として挙げられる問題のうち、ほとんどすべて解決される方法だと言えます。

キャバクラの経験しかないのに、昼職への転職なんてハードルが高すぎる…と、転職活動に踏み込めない方も多いかもしれません。
しかし、実際にキャバクラなどの夜職から昼職に転職している方もいるのです。

昼職なら、夜勤のない業種・職種であれば、朝に起床して夜に眠るという生活を送ることができます。
無理にお酒をすすめられることもなく、もちろんボディタッチはセクハラに敏感な企業が増えたことから起こりえません。

キャスト間のいじめや無視に悩んで転職する方の場合は、職場の男女比率を応募前に必ずチェックして、あまりにも女性比率の高い職場は敬遠することで、キャバクラのような女性同士のもめ事にも頭を悩ませずに済むでしょう。

初めての転職活動で不安な場合の対処法

初めての転職活動で不安な場合の対処法

キャバクラで働くことが辛いと思ったら、そのまま無理に働き続けるのではなく、また違う夜職に転職するのではなく、昼職に転職することをおすすめします。

しかし、初めての昼職への転職となると、履歴書の作成、転職面接の対策など、「どうしたらいいんだろう」と不安になることもたくさんあるでしょう。そこでここでは、初めての昼職への転職活動で不安な場合の対処法について紹介します。

キャバクラでの勤務経験を自信につなげる

せっかくのキャバクラでの勤務経験を、「夜職だから」となかったことにしようとしていませんか?キャバクラでの仕事は、昼職とは趣が異なるものの、接客業やサービス業としての立派な社会人経験の一部と見なしてよいでしょう。

キャバクラでの勤務経験を隠すのも、隠さないのもあなた次第ですが、コミュニケーションスキルや、その場の空気を読んで盛り上げる力など、キャバクラでの勤務経験があったからこそ得てきたものもあるはずです。

昼職に転職する際には、そのキャバクラ勤務から得てきたものを昼職に活かすことを心がければ、自信をもって転職活動に臨むことができるでしょう。

転職について相談できる人がいない場合は転職エージェントを活用しよう

今のキャバクラの職場で、昼職に勤務していた経験のある人がいる場合や、夜職と昼職を掛け持ちしている人がいるは、転職の相談もしやすく、昼職に転職した後のことも想像しやすくなり、不安は払拭しやすくなるかもしれません。

しかし、今のキャバクラの店舗に昼職だった経験がなく、自分と同じように夜職の経験しかないキャストしかいない場合は、転職について相談できる人がおらず、不安は募る一方でしょう。

キャバクラ内の事情から考えても、昼職経験があるキャストがいたとして、そのキャストとの関係が良好でなければ、相談しにくいものです。

このような場合は、むしろ転職のプロに相談することをおすすめします。転職のプロとは、転職エージェントのことです。求人を掲載しているだけの転職「サイト」とは異なり、あなたによりマッチする求人を紹介し、転職活動のサポートもしてもらうことができます。

昼職には転職したいけれど、どのような業種や職種が自分に合うのか分からないという方や、本格的に履歴書を作成するのが初めてで、履歴書の書き方が分からないという方でも、キャリアアドバイザーのサポートによって、安心して昼職への転職活動をすすめることができるでしょう。

まとめ:キャバクラの仕事が辛いと思ったら、昼職への転職を考えてみよう

キャバクラの仕事が辛いと思ったら、昼職への転職を考えてみよう

キャバクラの仕事は、女性との会話と楽しみたいお客様や、商談を円滑に進めたいというお客様のお役に立つ立派な仕事です。

しかし、その一方でキャストとして働き続けるのが辛いこともたくさんあります。年齢的にも永続的に続けられる仕事とは言いにくく、将来に不安を覚えるという方も多いでしょう。

今回紹介してきたように、不規則な生活による体調不良や、キャバクラ特有の人間関係でも、辛い、辞めたいと感じる方は多いはずです。そんな時は、昼職に転職してみることを考えてみましょう。給与面では夜職と同等の条件は難しいかもしれません。

しかし、昼職なら年齢も気にせず、退職金や社会保障も完備されていれば、将来を不安に思うこともなくなります。昼職への転職活動が不安な場合には、転職エージェントを活用しながら、不安要素をなるべく少なくして、実際の転職活動に踏み出してみましょう。