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夜職から昼職に転職する際に心得ておくべき5つのこと
夜職から昼職に転職する際はしっかりと事前に準備しておくべきことがあります。
夜職と同じ感覚で働き始めると、そのギャップの差に付いて行くことができずに夜職に戻ってしまう可能性があるのです。
今回の記事では、昼職へ転職する際の心得を5つ厳選して解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
昼職に就職する前に、まずは朝型生活に切り替えよう!

夜職から昼職に移ろうと思っている女性の大半が「朝しっかりと起きれるのだろうか」という不安を持っています。
今までは深夜から朝方にかけて就寝し、夕方に起きるという生活を行っていたため、どうしても生活サイクルを戻すのに不安を覚えます。
昼職においても昼出勤や遅番などがある場合もありますが、基本的には6時~7時には起きて準備をしなくてはいけません。今までであれば寝ていた時間でもあり、「朝が早すぎる!」と感じるでしょう。
しかし、昼職に就くのであればこれに慣れなくてはいけないのです。
「早く起きるために早く寝ないといけないのに全然寝られない」
「しっかり寝れている気がしない・何回も目を覚ましてしまう」
のようなことも頻繁に起こるでしょう。やる気はあっても体は今までの生活に慣れていますので、思うようにいかないことも多いです。
そこで、以下のようなことを試してみてください。すぐに効果はないかもしれませんが、体を慣れさせるためにもやってみましょう。
早めにベッド(布団)に入る
横になってもすぐに寝れるわけではありませんが、体を慣れさせるためにはできるだけ早い時間からベッドに入って寝る体勢を作ってみましょう。
個人差はありますが、数日で自然に眠れるようになります。
適度な運動を心がける
夜職をしていると運動をしなくなる傾向にあります。体を動かして疲労させれば、自然と眠ることができる可能性があります。
大切なことは「適度な運動をする」ことです。無理しない程度に体を動かしてみてください。軽い筋トレやウォーキングでも大丈夫です。
睡眠前に熱めのお風呂に浸かる
寝る少し前に40℃前後のお風呂に浸かると睡眠効果があります。体がリラックスするだけでなく、体を温めておくことで体温が下がる過程が眠気を誘発するのです。注意点としては、熱すぎると体温が下がりにくいので逆効果になります。
就寝前にはスマホやテレビを見ない
布団に入ると、特にやることもなくてついついスマホを触ったりテレビを付けたりしてしまいます。しかし、これが睡眠欲を衰退させていく原因なのです。
睡眠には、ホルモンやメラトニンといった物質が必要となってくるのですが、スマホやテレビなどに含まれるブルーライトには、これらの物質を減らす効果があります。
それに加えて、スマホでゲームをしたりネットサーフィンを繰り返すと、脳が覚醒状態に陥ってしまうのです。そうなってしまっては、余計に睡眠に入ることはできなくなるでしょう。
最低でも就寝30分〜1時間前にはそういった類のものは触らないようにすることが大事になります。
夜職しかしてこなかったことをマイナスと捉えない

夜職というのは、どうしてもマイナスイメージで見られがちの職業です。「楽してお金稼いでいる」や「男に媚びを売っている」など思われることも多いでしょう。そのイメージは実際に働いている人にも影響します。
「今まで夜職でしか働いていないから昼職には就けない」
「これと言った資格も経験もないから転職は無理だ」
「夜職というだけで敬遠されるだろう…」
このように考えてしまうことも多いです。昼職に対する清楚なイメージと比べてしまって、どうしてもハードルが上げてしまいます。
しかし、夜職で働いてきた経験はマイナスではなくプラスとして捉えてみるべきなのです。
夜職で磨かれてきたスキルは必ずあります。他人とすぐに打ち解けられる話術、相手のことを気遣う気配り、自分をいかに売るかの営業力など他の仕事では身に付けられないことは多くあるのです。
まずは、夜職を続けられていたという部分を自信にしてください。
毎月の給料は夜職よりも大幅に下がる可能性を頭に入れておく

昼職に転職して最も不安に感じること、ギャップを感じることは『毎月の給料が夜職に比べて大幅に下がっていること』と『この給料で生活することができのか』という点です。
夜職と言えば、高額な給料を稼ぐことのできる業種というイメージがあります。実際は、指名や店舗によっても大きく変わりますが、それでも昼職に比べると多くの給料が貰えるでしょう。
昼職で夜職並みの給料を貰うとなれば業種や職種が限られますし、それなりに資格と経験を重視される傾向にあります。そのため、昼職に転職した瞬間に「え、夜職の何倍も働いたのに給料はこれだけ!?」という状況になりやすいのです。
「夜職だったらこの数倍は貰えていたのに…」と感じて結局、夜職に戻ってしまう子も珍しくありません。
そうならないためにも、事前に対策してから昼職に転職するように心がけましょう。
まず大事なのが、『転職すると決めたら貯金をしておくこと』です。転職したとしてもすぐに給料が入るわけではありません。日払いや週払いをしてくれる会社はほとんどないでしょう。そんな中で貯金が0円だと生活すらできなくなります。
自分の生活水準を見直す

夜職と同じ生活を送っていると、昼職の給料では絶対にやってはいけません。生活水準を昼職に合ったものにしなくてはいけないのです。
では、どのような金銭感覚にしなくてはいけないのか、これだけな直しておくべきだ、ということを紹介します。
タクシーは使わない
夜職ならではの悩みなのですが、働く時間や終わる時間は電車が走っていない時間帯が多いです。送迎などがある店舗であれば問題ありませんが、なければ必然的にタクシーを利用する機会が多いでしょう。
しかし、それに慣れてしまうと歩くのが面倒になってしまい、タクシーを使わなくても良いのに使ってしまうようになります。
昼職においてタクシー代は代表的な無駄遣いです。余程のことがない限り使わないようにしましょう。
お金の管理を徹底する
夜職は給料が高いですので、ついつい無駄遣いしてしまいます。それでも生活していけるのが夜職の強みなのですが、昼職では一つの無駄遣いが大きな痛手になることも珍しくありません。
ですので、使ってもよいお金、貯金すべきお金、払わなければいけないお金などしっかりと管理するようにしましょう。
クレジットカードは利用しない
クレジットカードに慣れていると、利息や手数料のことを気にしなくなります。たかが数百円程度だとしても、『塵も積もれば山となる』という言葉があるように、無駄なお金がどんどん増えていくでしょう。
さらに、「クレジットなら後で払えばいいか」という気持ちが大きくなってしまい、衝動買いに走ってしまいことがあります。転職して余裕ができるまでは極力使わない努力をしてみてください。
事前にやれることはしておこう

転職で大事になってくるのは、『今まで何をしてきたか』と『何ができるのか』という点になります。『今まで何をしてきたか』に関しては、夜職で得たスキルや経験をどのように活かせるかを考えて伝えれるようにしましょう。
職種や業種によっては、非常に大きなアドバンテージになることもあります。
そして、『何ができるか』という点ですが、どういった資格を持っているのか、どういった技術を持っているのかを相手に伝えることが大事です。
資格などがなければ転職できないというわけではありませんが、できるだけ転職する前に資格やできることを増やしておきましょう。
たとえば、地域によって就職のためのスキル研修やセミナーをやっていることがあります。簡単なものであれば、『電話対応』や『パソコンの操作』、『ビジネスマナー・言葉遣い』などを無料で教えてくれるとこもあるでしょう。
これらのスキルは、昼職で働くのであれば必須のスキルです。
持っているのと持っていないのでは、転職成功に大きな差が出てきます。その分だけ研修の時間が減って即戦力として使えるからです。
転職すると決めたのでしたら、その時点からいろいろと探してみましょう。こういった知識は転職の際だけでなく、今後生きていく上でも使えるものばかりです。
転職には入念な準備が必要
転職するのは簡単なことではありません。やらなくてはいけないこと、やっておいた方が良いことは多く存在します。
転職してから改善しようとしても間に合わないことが多いです。転職するまでには時間があります。今自分にできることを見つけて、転職する前に解決しておきましょう。