夜職から昼職への転職!昼職の探し方はどうすればいい? 

夜職を続けることが難しい状況の昨今、昼職への転職を考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、昼職で働いた経験がない方やかなりブランクのある方は、昼職の探し方から調べなければならず大変ですよね。そこで今回は、昼職の探し方について初級編から上級編まで詳しくご紹介します。

自分に合った昼職に転職するために必要なこと

自分に合った昼職に転職するために必要なこと

昼職に転職するにあたって、「なんでもいいから転職できればいい!」という気持ちは捨てましょう。

夜職から昼職への転職を成功させるためには、できるだけ後悔のないように、事前に準備しておくことが必要です。

昼職の探し方についてご紹介する前に、事前準備として必ず必要なことをご紹介します。

自己分析:自分を見つめ直す

自分に合った昼職に転職するためには、自分がどんな人間で、何が得意で、何が不得意なのか、何が好きで、何が嫌いなのかという基本的な情報を再確認しましょう。

「自分のことは自分が一番よくわかっている」という方も多いのですが、実は自分を客観視できておらず、他者から見たら「もっとこんな仕事の方が向いているのに」と思われていることも多いものです。

ネットで自己分析チェックのできるものもたくさんありますし、書店の自己分析本を購入しても良いでしょう。

また、あなたのことをよく知る第三者(友人・恋人・親など)に、「私ってどんな人間だと思う?」「どんな仕事が向いてると思う?」とインタビューしてみてもいいでしょう。

1つの探し方にこだわらない

これからこの記事でも昼職の探し方についてご紹介しますが、1つだけに絞り込んで「これでいいか」と簡単に決めてしまうのはやめましょう。

転職先の探し方には何通りかの方法があり、それは必ずあなたにフィットするものとは限りません。今すぐ転職する必要があるという方でも、いくつかの探し方をセットで試してみることをおすすめします。

後悔しない!おすすめの昼職の探し方

後悔しない!おすすめの昼職の探し方

とはいえ、新型コロナウイルスの影響もあり、早い段階で昼職に転職したいという方も多いでしょう。

そこでここでは、段階別におすすめの昼職の探し方についてご紹介します。

初級編:ハローワークや転職サイトで昼職の求人を探す

今は自宅にいながらも、ハローワークの求人を検索することができます。

転職サイトも大手から業種を限定した小規模なものまで、多様に揃っていて、今すぐスマホで求人を探すことはできるでしょう。

ただ、このようにハローワークや転職サイトで求人を探すときには、注意したいことがあります。それは、「ずっと同じ求人が出続けているものは避ける」ことです。

ハローワークや転職サイトには、確かに魅力的な求人が揃っています。

しかし、よく注意して、何日かにわたって同じサイトを見ていると、「この求人前も見た!」「しかもずっと募集されててなかなか掲載終了しない」という求人があることに気がつくでしょう。

昼職の中でも労働条件や職場の人間関係が悪い場合、採用してもすぐに辞めてしまったり、悪評が知れ渡っていてなかなか応募がないため、いつまでたっても同じ求人を出し続けることが多いものです。

ハローワークや転職サイトで求人を探すときには、「事業拡大のため増員」を目的とした以外の理由で同じ求人が出続けているものは避けて探しましょう。

中級編:転職エージェントを活用する

昼職の探し方として、少しハードルは高いものの、転職サイトよりもよりハズレのない求人を探しやすいのが、転職エージェントを活用するという方法です。

転職エージェントとは、転職に関する相談、求人の紹介から応募書類の添削、応募先企業への条件交渉などを行なってくれるサービスです。多くの場合無料で利用できます。

しかし、「エージェント」という名前や、登録の際に必要な情報が多いこと、誰かに相談することなど、一見しただけではハードルが高いため、転職サイトは利用したことがあってもエージェントは利用したことがないという方も多いでしょう。

実際に転職エージェントを利用してみると、確かに年齢や職歴(数の多さやニッチな職業すぎてエージェントが紹介できる求人がないなど)を理由に、登録しても求人を紹介してもらえないケースもあります。

それでも大手の転職エージェントなら、豊富な求人を抱えているため、夜職からの転職にも対応してもらいやすい傾向があります。

夜職から昼職に転職する際、よく不安要素になりがちな「前職について何か質問されたらどうしよう」「履歴書には、夜職のことをどこまで書けばいい?」などの問題についても、エージェントに相談することができます。

特に昼職への転職が初めてだという方は、自分だけで転職サイトを探すよりも、転職のプロのエージェントに相談しながら進められるため、おすすめです。

上級編:口コミを調べて募集がなくても自分からアプローチする

昼職の探し方として、最もハードルが高いものの、自分に合った昼職に転職できる可能性が高い方法は、「自分が惚れた企業にアプローチする」というものです。

具体的には、自己分析の結果「私はコミュニケーション能力が高くて、初めて会う人とでも気兼ねなく話せる!」という特徴がわかったとしましょう。

そこで、「会話が得意な特徴を生かしてテレアポの営業に転職しよう!」と決めたとします。テレアポの仕事は世の中にたくさんありますし、もちろん「初級編」でご紹介したようにハローワークや転職サイトでも探すことができます。

しかし、「テレアポ 採用情報」で検索してみると、転職サイトには掲載されていない募集の情報がいくつもあります。

何が上級編かというと、このように「自分でいいと思える会社を見つけて、その会社の採用情報に募集の記載がなくても、自分から電話やメールでアプローチする」ことが上級テクニックなのです。競争率が高くて、誰もがここで働きたいと思う会社は、いつまでも求人を出し続けたりしません。募集してもすぐに応募が殺到するため、求人を出し続ける必要がないのです。

しかし、後悔しない昼職に転職するためには、あえて募集していない会社にもアタックしてみる行動力が必要です。具体的には、企業の総合案内番号に電話をかけます。そして「御社で働きたいのですが、採用ご担当者様はいらっしゃいますか」と尋ねます。

採用担当に電話を繋いでもらえたら「このような経緯で御社を知り、ぜひ働きたいと考えております。現在中途採用で募集はございませんでしょうか。」と質問します。

これで「ない」と言われても、本当にその会社で働きたい場合は採用の予定を質問したりすると、熱意が伝わるでしょう。「ある」と言われた場合は儲けものです。

すぐに応募書類を準備して、あまり日を空けずに応募しましょう。

まとめ:自己分析からスタートして複数の方法をセットで試してみましょう

夜職から昼職に転職する場合、まずは自己分析から始めましょう。

自分のことがよくわからないままだと、昼職に転職しても「自分に合わない」「こんなはずじゃなかった」などのミスマッチが起こりやすくなります。せっかく転職活動をするなら、後悔のないよう、自分をよく見つめなおしましょう。

その後、転職サイトやハローワークのネットサービスを利用して、希望の仕事にはどのような条件の求人が出ているのか、職種ごとの給料の幅や、休みの条件などを確認します。

だいたいの情報がつかめたら、転職エージェントに相談したり、自分でめぼしい会社にアプローチしてみると良いでしょう。1社・2社反応が悪かったり不採用が続いても、諦めずにいくつかの方法をセットで試してみることをおすすめします。