キャバ嬢のセカンドキャリアとは?キャバ嬢のキャリアについて

キャバ嬢と働いていると不意に「このままキャバ嬢として働いていけるのか、将来的に次のことを考えなくてはいけないのではないか」という不安に襲われます。

キャバクラで一生分の賃金を稼ぐことができるのは一握りです。年齢という壁がある以上、どこかでキャバ嬢としての自分を捨ててセカンドキャリアに進まなくてはいけません。

しかし、実際にどのようなキャリアを積んでいけるのか、セカンドキャリアとして昼職への転職を望んでも良いものなのか不安な人もいます。

そこで今回は、キャバ嬢がどのようなセカンドキャリアを進んでいけるのか解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

キャバ嬢としての強みは接客術と若さ

キャバ嬢としての強みは接客術と若さ

夜職というのはキャバクラやスナック、ラウンジ、風俗などを指します。業種によってそれぞれ特徴がありますが、キャバクラは若い子が働いているというイメージが強いでしょう。

そのイメージは間違っておらず、キャバ嬢の平均年齢は23歳前後と言われているのです。そのため、20代後半にもなると「キャバ嬢としては若くない」という評価になってしまいます。

もちろん、若いだけでは人気に繋がるわけではありません。20代後半だからこその魅力もありますし、接客スキルが高ければ若い子にも負けないほどのアピールポイントになります。

ただし、基本的には『若い子と喋りたい』という理由でキャバクラに行く人が多く、若くて接客スキルがある子に勝つには少し難しいかもしれません。だからこそ、20代後半に差し掛かるとセカンドキャリアについて考えるようになるのです。

アラサーでもキャバ嬢として活躍できる

前述したとおり、20代後半いわゆる『アラサー』と呼ばれる子もキャバクラで活躍することはできます。テレビなどでも30代前半で大人気のキャバ嬢などが出演していますよね。

ただし、それだけの努力をしていることを忘れてはいけません。年齢というものは戻ってはこないのです。『若さ』以外の部分で自分の魅力を引き出していかなくてはいけません。

20代後半に差し掛かったキャバ嬢が焦る理由として、『若いからこその可愛さとノリ』だけで接客していたから年齢を重ねる毎に不安になったというのが多いです。

アラサーでも人気のあるキャバ嬢は、それだけ自分をプロデュースする能力長けていますし、それを実行するだけの根気があります。もしキャバ嬢として続けていきたいのであれば、自分を見直してみるのも大事なことです。

キャバクラから離れてみる選択肢

キャバクラから離れてみる選択肢

『キャバクラは若い人がやる仕事』というイメージが根強くあり、実際に年齢を重ねるとキャバクラで働くことに疲れや抵抗が出てくる人も多くいます。

しかし、キャバクラをやめたとしても夜職自体は好きで続けたいと思っている人もいるでしょう。夜職に慣れると昼職に就くのが難しいと考えている人もいます。

まず覚えておいてほしいのは、夜職というのはキャバクラだけではないということです。煌びやかで近い距離でお客様を楽しませるキャバクラに疲れてきたのであれば、セカンドキャリアとしてスナックやラウンジなどに移籍してみてはどうでしょうか?

こういった場所はお客様とも一定の距離感もありますし、キャスト同士の競争も激しくなくアットホームな雰囲気では働けます。

キャストの年齢層も上がりますし、店舗の雰囲気も落ち着いていることが多いです。何よりも、お客様の質が向上することが大きなメリットでしょう。

ラウンジやスナックなどは高級店も多く、キャバクラよりも敷居が高いので入るのに勇気がいります。このようなお店に入れるのは、すでに何回か通っている常連さんや紳士的なお客様が自然と多くなってしまうのです。

移籍する際のコツとしては、元々在籍していた店舗から離れすぎないことです。大きな理由としては、キャバクラ時代に自分を指名して通ってくれていた常連さんなどが、移籍先にも通いやすくするためです。

キャバ嬢のセカンドキャリアとして他の夜職を選ぶことに抵抗がないのでした、一度検討してみても良いと思います。

努力次第では自分のお店を持つことも可能

前述した通り、夜職というのは何歳になっても続けることはできるのです。ただし、それには相応の努力も必要ですし、自分がどれだけ本気で取り組めるのかという強い気持ちを大事になってきます。

それをクリアしている人だからこそ、何歳になっても人気のあるキャバ嬢として活躍することができるのです。それだけ指名し続けてくれる常連さんがいるということですよね。

さらに、キャバ嬢として人気を集めて上位に食い込むことができれば、自分のお店を持ってオーナーとしてセカンドキャリアを過ごすことだって可能です。働いているキャバクラのオーナーや店長などから資金を提供してくれることもありますし、創業前から色々と面倒を見てくれることもあります。

常連さんが訪れるだけでなく。人気嬢がオーナーを務めているという箔が付けば、それだけでお客様も増えることでしょう。

もちろん、お店を設立するというのは簡単なことではありません。資金調達の方法から創業計画書の作成、多くの分野への手続き、新しいキャストや店員などの人事などやらなくてはいけないことは山のようにあります。

それらに折れずにやれるのであれば、そういった道を模索するのも良いでしょう。

セカンドキャリアとして昼職に転職したい

セカンドキャリアとして昼職に転職したい

「このまま、ずっとキャバクラで働いても将来的に不安だから昼職に転職したい」と考えているキャバ嬢は多くいます。中には、昼職が見つかるまでのバイト感覚でキャバクラで働いている人もいるでしょう。

それだけキャバ嬢という仕事は不安定であり、将来的なことを考えると昼職の方が良いのです。

しかし、昼職に転職と言っても簡単なものではありません。「業種や職種さえ気にしなければ就職することができる」と思われているかもしれませんが、仮にその状態で就職したとしてもすぐにやめてしまうのがオチでしょう。

早い段階でやめればやめるほど、次の転職に不利になっていきます。簡単に決められるものではないということを頭に入れておいてください。

スキルアップしておく

転職する際に重要視されるのは『何ができるのか』『何をしてきたのか』という部分になります。新卒採用と違って、即戦力になる人を優先して雇うのです。そういった点において、キャバ嬢としての経験が活かせる職種などは限られてきます。

最も向いていると言われているのが『営業職』です。

営業職に必要とされている能力はコミュニケーション能力と営業力です。そういったものはキャバ嬢としても必須とも言える能力ですので、キャバ嬢時代の経験をアピールポイントとして使えます。

その他だと『受付』『販売員』の仕事もこれまでの経験が活かせる職種と言えるでしょう。

ただし、これらに共通して言えることは『それだけではアピールポイントとして物足りないだろう』というものです。たとえば、今の時代必須とも言える『パソコン操作』『社会人としてのマナー』なども必要になります。

もし不安なのであれば、セミナーや検索などして転職する前に身に付けておきましょう。

金銭感覚を戻しておく

キャバクラで働く最大のメリットは、『給料が高い』というものです。普通に昼職で働いているよりも数倍は稼げるでしょう。そのため、いざ昼職に転職したのに金銭感覚や生活リズムが変えられず結局キャバクラ含めた夜職に戻ってしまう人も多くいます。

まずは、生活リズムを朝方に戻すこと、そして金銭感覚を戻すことに集中しましょう。転職してから戻そうと思っても意外と戻らないものです。

転職サービスを利用する

最近では、夜職で働いていた人のための転職サービスも展開してきました。昔よりも転職の敷居は低くなったと言えます。転職先を紹介してくれるだけでなく、社会人としてのマナーを教えてくれたり、さまざまなスキルを身に付けるだめのセミナーなどを開いてくれたりしてくれます。

夜職で働いていた人の多くが「履歴書の書き方が分からない、夜職のことをどのように書いたらいいか分からない」という悩みを持っています。

そういった悩みにも相談に乗ってくれますし、今までやってきたことを上手く文章にしてくれるでしょう。ぜひ登録して自信持ってセカンドキャリアを進んでみてください。

セカンドキャリアに昼職を選ぶなら早めに

セカンドキャリアに昼職を選ぶなら早めに

夜職から昼職へ転職するのにそこまで難しい時代じゃなくなりました。

一昔前であれば転職の限界と言われていた35歳以上でも、現在では4人に1人は転職に成功しています。しかし、若ければ若いほど転職しやすいのに変わりはありません。キャバクラで培った能力を活かせる場は必ず存在します。

自分に合った仕事が見つかるように思い立ったらすぐに行動しましょう。