昼職は向いてなさそう?これから昼職に転職するナイトワーカーさん一読!

夜職から昼職への転職を考えていても、「向いていないかも?」と不安に思いますよね。夜職から昼職へ転職するなら、事前にしっかり準備を整えておく必要があるでしょう。

また、昼職にはさまざまな職種があるので、どの職種が合いそうかよく検討することも大切です。今回は、これから昼職に転職するナイトワーカーさんへ向けて、事前に考えておいたほうがいいことを紹介します。

昼職に転職する前にやっておきたいこと

昼職に転職する前にやっておきたいこと

昼職への転職が成功しても、イメージとのギャップを感じてすぐに嫌になってしまう人は少なからずいます。そのため、夜職から昼職へ転職するなら、事前にやっておいたほうがいいことがあります。ここでは、昼職に転職する前にやっておきたいことを確認しましょう。

自分のことを理解する

昼職へ転職するなら、まずは自分自身についてよく理解する必要があります。自分のことは誰よりもよく分かっていると思っている人も多いでしょう。

しかし、将来に対する希望や仕事に活かせる性格的な特徴までしっかり把握できている人はそれほど多くはありません。正しく自分を理解するには、「自己分析」が必要です。昼職の就職や転職では、多くの人が自己分析で自分を客観的に判断したうえで仕事を選んでいます。

たとえば、紙に自分の性格を書き出すだけでも、自己分析は可能です。もしも難しく感じるなら、書店で売られている自己分析の本に従って作業すると、スムーズに自己分析ができるでしょう。自己分析の結果は仕事を選ぶ際はもちろん、面接で自分の特徴を答える際にも役立ちます。

理想の働き方をイメージする

一口に昼職といっても、多種多様な働き方があります。そのため、昼職へ転職するなら、自分にとっての理想の働き方をしっかりイメージしておいたほうがいいでしょう。

たとえば、雇用体系としてはバイト、パート、正社員などがあります。バイトやパートは気軽に働ける反面、夜職に比べて給料はかなり少なくなる可能性が高いです。

一方、正社員なら毎月まとまった収入を得られます。たしかに、夜職でかなり稼いでいた人にとっては物足りなく感じられるかもしれません。しかし、昼職の正社員なら福利厚生も充実しているので、より安心して働けるでしょう。

また、業界もさまざまなものがあり、選ぶ業界によって雰囲気はかなり違います。たとえば、夜職に近い働き方を望むなら、サービス業や飲食業が向いているでしょう。

職場の様子を知る

転職活動を本格的に始めたら、職場の様子についても情報を集めましょう。求人情報にも職場の雰囲気や働きやすさに関する記載はありますが、実際に見てみないと本当のところはなかなか分かりません。

たとえば、直接企業と連絡を取り、見学を申し出るのもひとつの方法です。必ず見学できるとは限りませんが、快諾してくれる企業も意外と多くあります。なお、接客業であれば、お客さんとしてその企業の店舗を訪れてみるのもいいでしょう。

さらに、SNSや口コミサイトで企業の様子を調べるという方法もあります。SNSや口コミサイトには個人の生の声が多く寄せられているので、企業が公開していない情報も知ることができます。

ただし、SNSや口コミサイトに書き込まれている情報がすべて正しいとは限らないので、鵜呑みにせず参考程度に捉えたほうがいいでしょう。

夜職からの転職に向いている昼職の職種は?

夜職からの転職に向いている昼職の職種は?

昼職にはどのような職種があるのでしょうか。昼職の職種にはさまざまなものがあり、仕事内容はそれぞれ違います。求める働き方によって選ぶべき職種は異なるため、注意が必要です。ここでは、夜職からの転職に向いている昼職の職種について紹介します。

事務職

事務職は、データを整理したり書類を作成したりする仕事です。基本的にどの企業でも事務作業は必要なので、さまざまな企業が事務職の求人を出しています。専門知識やスキルはほとんど必要なく、「未経験歓迎」とされている場合も多いです。

一般的に昼職は身だしなみに対して厳しい職種が多いですが、事務職なら髪を染めたりネイルをしたりできるところが多いです。もちろん、派手すぎると注意される可能性はあるので、同僚の様子を見つつおしゃれを楽しめばいいでしょう。

なお、事務職には基本的にノルマはなく、目の前の仕事にコツコツ取り組めばしっかり給料をもらえます。事務職の給料はそれほど高くありませんが、その分ストレスも少ないです。夜職の接客やノルマに疲れてしまった人は、事務職を選ぶと働きやすいと感じるでしょう。

受付

受付は、企業や各店舗の窓口で顧客対応をする仕事です。企業や店舗によって細かい仕事内容は異なりますが、お客さんを案内したり、電話対応をしたりするのが一般的です。

簡単なデータ入力をしたり、雑務をおこなったりするケースもあるでしょう。受付は企業や店舗の顔となるため、第一印象のよさや接客のスキルも求められます。夜職で働いていた人は見た目に気を使っており、接客にも慣れているので、受付の仕事でも活躍できる可能性が高いです。

人と接する機会が多いので、夜職での接客が好きだった人には特に向いています。また、毎日さまざまな人と出会ったり、いろいろな状況に対応したりするので、淡々と作業する仕事では物足りないという人でも楽しく働けるでしょう。

営業職

営業職は、顧客に商品やサービスを紹介して購入を促す仕事です。営業職は高いコミュニケーション能力が求められるので、夜職でさまざまなおきゃくさんと接してきた人に向いています。

未経験者を積極的に採用している企業も多いため、夜職からの転職でも挑戦しやすいでしょう。営業職は、売上に応じて給料がアップする仕組みになっている場合が多いです。

そのため、昼職でもしっかり稼ぎたいと思っているなら、営業職を選んで仕事に励むとその目標を達成できる可能性があります。

エステティシャン

夜職で働いている人は、美容に対して人一倍関心がある場合も多いです。自分自身の関心を活かすなら、エステティシャンになるのもひとつの道です。

エステティシャンになるには専門知識やスキルも必要ですが、未経験者を採用しているところも多くあります。その場合、研修があるので、初めてでもしっかりと専門知識やスキルを身につけられるでしょう。自分と同じように美を追求している仲間やお客様と触れ合えるのも魅力的です。

アパレル店員

アパレル店員は、店舗で洋服の販売をおこなう仕事です。店頭に立ってお客さんに商品をすすめるだけでなく、在庫を管理したり清掃したりするのも仕事のうちです。お客さんと接する機会が多いので、夜職が好きだった人ならやりがいを感じやすいでしょう。

また、アパレル店員はその店のイメージそのものとなるため、容姿も重要です。夜職で見た目に気を使って働いてきた人であれば、アパレル店員としても活躍できる可能性が高いでしょう。

「昼職は向いていない」とあきらめる前にまずは行動してみよう!

夜職で働いていると、「昼職は向いていないかも」と不安になるかもしれません。

しかし、昼職にはさまざまな職種があるので、自分に合うものを選べば無理なく働ける可能性は十分にあります。そのためには、自分自身のことをよく理解し、そのうえで求人に関する情報をしっかり集める必要があるでしょう。

自分に合わない仕事を選ぶと長続きしないので、まずは焦らずに昼職について理解を深めるといいです。昼職へ転職したいという気持ちがあるなら、あきらめる前にまずは行動してみましょう。