転職活動時に夜職経験をカミングアウトした瞬間に空気が変わったことがある人も多いのではないでしょうか。夜職時には気がつきにくいのですが、夜職というだけで偏見を持たれることはよくあります。

そこで今回は、夜職が偏見を持たれてしまう理由や、昼職に転職する際に偏見に負けない方法について解説します。この記事を読んで、昼職への転職を成功させましょう。

夜職に偏見を持たれてしまいやすい理由

悩み

夜職は偏見を持たれがちですが接客業・飲食業としての立派な仕事です。

その証拠にしらべぇ編集部によると、男性の約32.9%がキャバクラなど夜のお店に来店したことがあるそうです。しかし、それではなぜ自身もよく使うお店やサービスであるにも関わらず、男性が夜職女性への偏見を持ってしまうのでしょうか。

夜職に偏見を持たれてしまう理由としては主に以下の4つが考えられます。

夜職が偏見を持たれる理由
  1. 生活リズムが戻らず、遅刻する可能性がある
  2. アルバイトから正社員になるため適応できるか不安が残る
  3. 外見や生活が派手で会社にそぐわないと思われる
  4. 会社に合わず、早期退職の心配がある

それでは、ここから1つずつ詳しく解説していきましょう。

生活リズムが戻らず遅刻する可能性がある

1つ目の偏見を持たれてしまう理由は、生活リズムが戻らず、遅刻するのでは?と思われてしまう点です。

夜職から昼職に転職すると、多くの場合は朝方の生活になるため、生活サイクルを変える必要があり、企業側も「本当に転職して朝方の生活に慣れてくれるのか?」という疑問を抱きやすくなります。

また、昼職の企業では遅刻や欠勤が夜職よりも厳しく「遅刻せずに来られる人材」を重視するため、夜職女性への偏見が強くなっていると言えます。

アルバイトから正社員になるため適応できるか不安が残る

アルバイトから正社員の勤務に適応できるのか不安が残る点も、大きな要因と言えます。

夜職の場合、ほとんどの女性がアルバイトの様な非正規雇用か個人事業主として働いているため、夜職経験者が入社するとなると正社員として継続できるか不安が残り、採用が後ろ向きになります。

昼職経験者と夜職経験者を比較した時に「アルバイトで働いてきた人が正社員として働けるのか?」という不安が目立ち、昼職経験者を優先的に採用する可能性があるということですね。

また、夜職では1日5時間労働だった人も多く、8時間労働に耐えられるのか分からないという点でも、夜職女性への採用不安につながっているでしょう。

外見や生活が派手で会社にそぐわないと思われる

派手

3つ目の偏見をもたれる理由は、外見です。

夜職女性は仕事柄、綺麗にメイクをして、華やかなドレスを着ることも仕事の一つですよね。しかし、そこにも昼職転職時の大きな落とし穴があります。

夜職経験者は、店舗に立っている姿のままプライベートも派手だと思い込まれています。そういった理由からプライベートでは華やかではなくとも「夜職=派手」というイメージを持たれてしまいます

こういった偏見やイメージは、他の職業でも見られ「警察官は真面目」といったものも一つの例と言えます。多くの警察官は真面目かもしれませんが、それが本当なら警察官による犯罪は起こらないはずですよね。

こういった理由から夜職女性も「華やかなイメージ=会社に合わない」と思われてしまう可能性があります。さらにメイクや服装が派手な女性は、私生活も派手で不祥事を起こしかねないと思われている場合があるので注意が必要です。

早期退職の可能性がある

早期退職の可能性がある点でも、夜職経験者が懸念されてしまう材料となります。

夜職や芸能界などの水商売では「とぶ」という専門用語があり、お店側に何の連絡も入れずに突然退職することを言います。昨日まで普通に出勤していたのに、翌日からぱったり来なくなったり、給料日の翌日から急に連絡が取れなくなったという話はよくあります。

このような事情を知っている人が面接官だった場合「夜職出身なら、採用しても何かあればすぐに”とぶ”のではないか?」と思われてしまうでしょう。

夜職の偏見を乗り越えて昼職への転職を成功させるための方法

成功

夜職経験への偏見が怖く、夜職経験を隠して転職したい人もいれば、カミングアウトして転職する人もいると思います。転職活動の面接では、前職について聞かれることもよくあり、面接の中で夜職への偏見を肌で感じた人は少なくありません。

また、夜職経験を隠して転職することはできますが、服装やメイク、ヘアスタイルからバレてしまうこともありますので入念な準備をし、見抜かれたとしても偏見を持たせないような対策をしておきましょう。

それではここからは、偏見を乗り越えて昼職への転職を成功させるための方法を解説して行きます。偏見を乗り越えて、転職を成功させるポイントは主に以下の4つです。

偏見を乗り越えて転職する方法
  1. 勤務態度が真面目である証拠を見せる
  2. 昼の生活リズムに慣れていることをアピールする
  3. 継続力があることをアピールする
  4. 偏見が怖い場合は言い方を変えて乗り切る

夜職女性が昼職では活躍できないなんて、偏見で決めつけられるのは非常にもったいないことですので、しっかりと対策し転職活動していきましょう。

勤務態度が真面目である証拠を見せる

どんな昼職でもビジネスマナーは必要か?

1つ目のポイントは、勤務態度が真面目である証拠を見せることです。

面接官の中には「夜職=勤務態度が適当」という偏見を持っている人もいますので、勤務態度について聞かれる前にこちらからアピールして予防線を張っておくという必要があります。

例えば「前職では30分前には出勤し、準備をすることでスムーズに1日の業務に取り組みました」という内容を自己PRのタイミングで織り交ぜるだけでも、勤務態度への偏見は防げるでしょう。

昼の生活リズムに慣れていることをアピールする

2つ目のポイントは、昼の生活リズムに慣れていることをアピールすることです。

生活リズムについては、夜職を辞めてから一定期間空けて転職するのか、夜職を辞めてすぐに転職するのかによって対策すべきことが異なります。

退職時期別に以下の対応をすれば、偏見を回避できる可能性があり、おすすめです。

退職後一定期間開けて転職する場合 退職後、健康のために朝6時に起きてランニングしますと答える
退職後すぐに転職する場合 前職でもどんなに遅く帰っても朝7時に起きる習慣を続けましたと答える

実際に朝早起きし、自信を持つことで堂々とした振る舞いで面接に挑むことができます。面接の時だけでなく普段の生活リズムから、昼職のリズムに合わせていくことも大切ですね。

継続力があることをアピール

夜職から昼職へ転職する人に必要なモノ3選

早期退職を疑われる場合には、継続力をアピールすることで対応していきます。実際に、あなたが今まで長年にわたって続けてきたことをテーマに話し、アピールの材料にしましょう。

例えば、趣味について質問された際に「植物を育てることが趣味で、毎日の水やりはもちろん、こまめなケアも行なってきました。植物を見ていると、ストレス解消になるだけではなく、癒される気がします」という内容でも構いません。

習い事などを数年続けているという人は、その習い事を継続力の材料にしても効果的です。

偏見がどうしても怖い場合は、言い方を変えて乗り越える

カミングアウトしないまま昼職に転職したいという場合は、応募書類の段階から準備しておきましょう。

経歴を詐称して転職すると解雇されてしまう可能性もあり、経歴詐称にならないよう夜職経験をぼかす方法で乗り越えるしかないでしょう。

夜職の店舗では、カモフラージュのためにフロント企業が存在することもあります。その企業名を履歴書に記載し、仕事内容について深掘りされた場合は「飲食店で接客をしていました」と伝え、夜職感を出さない点がポイントです。

ただし、この場合は夜職経験があると発覚した際に、人事からの評価が落ちるデメリットがあることも覚えておきましょう。

まとめ:夜職への偏見はいまだに強い!うまく乗り越えて昼職転職を成功させよう

ノルマがあってインセンティブで稼げる昼職3選

昼職しか経験のない人には、夜職経験者に偏見を持つ人も少なくありません。

「昼まで寝ていて夜遅くまで働いているから」「会社への帰属意識がない」などと思われないように、日頃から対策をしていく必要があります。またこのような偏見に先回りして、転職活動を成功させましょう。

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