水商売は給料は高いですが肉体的にも精神的にもハードで体を壊すことも珍しくないため、水商売を経験してきた女性の多くは、「水商売なんてやらなきゃ良かった…」と感じている人が多い傾向にあります。

そこで今回は、今まで水商売をしてきた女性がどのような点で後悔しているのか、そしてそれを解決する方法を解説していきます

夜職経験者が後悔する主な理由

昼職への転職時に気になる整形はどの部分?

夜職経験者が後悔する主な理由は以下の4つと言えます。

  1. 生活リズムが乱れてしまった
  2. 金銭感覚が変わってしまった
  3. 肝臓を痛めてしまった
  4. 周囲から偏見を持たれる

それでは、詳しく見ていきましょう。

生活リズムが乱れてしまった

夜職とは、その名のとおり夜に働くことが多いです。中には昼から営業している店舗もありますが、基本的には夜からが本番と言って良いでしょう。

そのため、昼夜が逆転してしまい、夜遅く帰ってきて寝るため、太陽に当たる時間が少なくなってしまいます。そうなると体にも悪影響ですし、生活習慣も変わってしまうため、昼職に移ろうと思っても、朝に起きれない体になっている可能性があります。

では、生活リズムを崩さないためにもは基本的には以下の3点に注意してみましょう。

生活リズムを守るために気をつけること
  • アフターなどには行かず帰宅し、帰宅したらできるだけ早く就寝する
  • 自分が必要と思う睡眠時間を決めてダラダラ寝るのをやめる
  • 起きたらすぐにカーテンを開けて太陽の光を浴びて体内時計を調節する

上記のポイントを押さえるだけで、生活リズムは安定してきます。

もちろん、実行できない日もあると思いますが、その場合は無理に遂行しなくても問題ありません。また、夜職はお酒を飲むことも多いので、二日酔い対策も実施し、空腹状態では飲まない、合間で水を飲む、限界以上に飲まないようにしていきましょう。

金銭感覚が変わって後悔

キャバクラで人気嬢にもなると1日で数100万円稼ぐこともあり、水商売は「稼げる」というイメージが浸透しています。

そのため、買いたいものがあれば何でも買えるようになり、昼職に就いたときに「手取り18万円で何が買えるの…」と、そのギャップに苦しむことが多く、ブランド品や高級マンションなどにハマってしまった人は感覚を戻すのに苦労することでしょう。

金銭感覚を失わない対策方法としては以下のようなことを守って見ることが大切です。

金銭感覚を守るために気をつけること
  • ブランド物やマンションなど、高いものではなく生活水準はそのままにする
  • 欲しいときに欲しいものを買うのではなく、期間ごとに買い物できる金額を決める
  • 昼職の友人などにお財布事情や節約方法を聞いて実践してみる
  • 自動振り込みによる積立貯金の設定をしておく

何より大事なのが、「自分の金銭感覚は自分でしか治せない」ということです。

我慢すべきとこは我慢して、自分が決めたルールの中でお金を使うようにしましょう。他の友人の生活を聞いてみたり、毎月自動的に引き落とされる積立貯金などを設定し、金銭感覚が戻すことによって、友人と遊ぶ際にも苦労しなくなります

肝臓を傷めてしまった

ピンポイントな所で言えば、「肝臓を傷めてしまった」というのも水商売をやっていて後悔した理由の一つとして挙げられます。

水商売は、お客さんと話をするだけが仕事ではなく、お酒を飲みながら接客することがほとんどです。最近では、お酒が弱い子は飲まなくても良いこともありますが、それでも通常の人よりは肝臓を傷める可能性が高くなってしまいます。

肝臓を傷めないための対策は以下のようなものがあります。

肝臓を痛めないために気をつけること
  • 飲まないホステスやキャバ嬢という名目で売り出す
  • プライベートでは一切お酒を飲まないようにする
  • 定期的に検査しに行って自分の体の状態を確認しておく

「お酒を飲める=人気が出る」という風潮がありましたが、最近ではお酒を飲まなくても人気になっている人は大勢います。

体に負担をかけて人気を獲得するよりも、気配りや聞き上手などの接客スキルを使って人気を獲得してみましょう。そうすれば、「お酒は飲めないけど話していて楽しくて通ってしまう・指名してしまう」というお客さんが増えます。

もし、どうしてもお酒を飲まなくてはいけない場合は、プライベートにおいて一切の断酒をしてみると良いでしょう。そして、肝臓の状態が不安な人は「定期的な検査」を受け、手遅れになる前に対策することが大事です。

周りから偏見の目で見られる

水商売という仕事だけで、偏見の目で見られることも多くあります。

最近は水商売も立派な仕事として認知され始めていますが、やはり親世代からしたら理解できない職業です。水商売をしていたというレッテルは付いて回り、恋人関係にも亀裂が入ることも珍しくありません。

偏見の目で見られないようにするためには以下のようなポイントをおさえておきましょう。

偏見の目で見られないために気をつけること
  • 水商売していること、していたことをバレないようにする
  • 理解してくれる友人や異性とだけ付き合う
  • そのお店でNo.1になって自信を付ける

最も分かりやすい対策は「バレない」ことです。簡単そうに見えて意外と難しく、自分の口から言わなくても噂などですぐに広まります。

とくに友人や親の知り合いなどに見られたら危険ですので、知り合いがいない地域で働いたり、サイトに載せる写真を加工するなどしましょう。もしバレてしまった場合、その店舗でNo.1になるくらいの成績を収めれば自信にもなりますし、他の人も見る目が変わるかもしれません。

まとめ

今回の記事をまとめると以下のようになります。

  • いざ昼職で働こうにも生活リズムが戻らないことが多い
  • 金銭感覚がおかしくなるが水商売をやっていた人の中で最も多い後悔
  • お客さんとの距離感はしっかりと見極めるべき
  • お酒を飲む機会の多い水商売では定期的な検査がおすすめ
  • 水商売というだけで偏見の目で見られることが多い

水商売は、他の仕事と違って偏見の目であったり人間関係でしんどい仕事であり、肉体的にも精神的にも疲れて病んでしまうことも珍しくありません。

そのため、水商売をして後悔する人もいますが、水商売だからこそ磨かれるスキルや出会いもあるので、「後悔しない道を自分で見つけ出す」ことを意識し目的を持って仕事に取り組みましょう。