キャバ嬢には本名とは別に、キャバクラ内でしか使わない「源氏名」があります。
この源氏名は、何でもいいというわけではなく、売れやすい名前にすることで指名が入りやすくなることもあります。
そこで今回は、キャバ嬢の売れやすくて人気がある源氏名や、源氏名をつける時のルールについて紹介しましょう。
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キャバ嬢の源氏名って?実は知らないつけ方のルール

キャバ嬢として働くなら、まずは「どんな源氏名をつけようかな」と考える前に、その源氏名をつける時のルールを知っておく必要があります。
ここでは、キャバ嬢の源氏名とは何か、またつける時の夜職業界暗黙のルールについて紹介しましょう。
そもそも誰が源氏名をつける?3つのパターンを紹介
源氏名は、キャバ嬢にとって芸名になるもので、名刺に印刷されたり、店内看板に印刷されたり、売れる・売れないをかなり左右するものです。
しかし、だからと言って必ず自分でつけられるものではないことをご存じでしょうか。
実は、誰が源氏名をつけるのかは、大きく分けて3つのパターンがあります。
- 自分でつける
- お店がつける
- お店と相談してつける
基本的にはこの3つのどれかになるでしょう。
自分でつける場合が最も多くなっていますが、この場合はどんな名前にするべきか、結構悩んでしまうこともあるでしょう。
お店がつける場合は、お店側が「源氏名をお店のカラーに合わせて統一させたい」という企画的な側面があるため、お店側から提案されたいくつかの源氏名の中から選ぶか、出勤前に「明日から◯◯◯(源氏名)でお願いしますね」と言い渡される場合があります。
この中間にあるのが3つ目のパターンです。
基本的に決定権はキャバ嬢側にあるものの、お店側にもある程度守ってほしいラインがある場合、お店とあらかじめ相談した上で源氏名を決定します。
源氏名をつける時に守るべきルール
源氏名を自分でつける場合に守っておくべきルールがあります。
- すでにお店で使われている名前は避ける
- 自分の本名やニックネームに由来する字を入れて覚えやすくする
- シンプルで凝りすぎない名前にする
- いい加減に決めない
また、一番気をつけた方がいいのは、すでにお店で同じ名前が使われていないことです。
売れやすい名前をあらかじめ研究してきた場合、その名前はすでに成績の良い他のキャストが使用していることがある可能性があります。
するととっさに名前を考える必要が出るため、不本意な源氏名で働くことになるかもしれません。
このような理由から、採用が決まった段階で全キャバ嬢の源氏名リストをもらうか、店内看板の写真をとって、今使われている源氏名を把握しておきましょう。
さらに、呼ばれてもすぐに自分のことだと分かるように、自分に馴染みがある名前にすることで、お客様やスタッフから呼ばれたときの自分の反応がよくなります。
また、「お店でしか使わないなら、どんなのでもいいや」と思っていい加減な名前をつけてしまうと、実はそれが呼びにくい名前だったり、自分が知らないだけで縁起の悪い名前(過去に店内トラブルを起こしたキャストの名前など)だったりすることがあるからです。
自分の営業成績を左右するものだということをよく考えた上で、ルールを守った源氏名をつけましょう。
売れやすい!と人気がある源氏名の特徴を徹底解説

私たちの本名にも流行り廃りがあるように、キャバ嬢の源氏名にも、時代に合わせて人気の名前は変わっていきます。
また、お店によっては名前の付け方だけ独自ルールがあったりするため、基本的にはお店のルールを優先しながら、ここで紹介する人気のある名前を参考に、自分に合った源氏名をつけていきましょう。
名前のみ・フルネームの2パターンがある
キャバクラの源氏名は、大きく分けて2パターンあります。
「はるか」「のぞみ」などのように名前だけの場合と、「望月はるか」「愛沢のぞみ」などのように苗字がついたフルネームの場合です。
お店ですでに働いているキャバ嬢の名前を見れば、お店がどちらのパターンを求めているか分かります。
また、名前のみのキャバ嬢とフルネームのキャバ嬢が混在している場合は、お店側で特にルールを決めていないケースになりますので、自由に源氏名を決めることができるでしょう。
ただ、名前だけの場合、先ほど紹介したように、すでにいるキャバ嬢と源氏名がかぶる確率が高くなってしまいます。
名前だけのお店の場合は、特に名前かぶりに気をつけて、名付けをする前に店長やスタッフにかぶりがないかどうか確認するようにしましょう。
実際に売れているキャバ嬢の源氏名を見てみよう
では、実際にどのような源氏名のキャバ嬢が売れているのでしょうか。
ここでは、実際に働いているキャバ嬢の源氏名をいくつか紹介しましょう。
売れやすい源氏名には共通点がある!マネして名付けに活かそう
ここまで紹介してきたように、売れやすい源氏名にはいくつかの共通点があります。
- 呼びやすい
- 覚えやすい
- フルネーム型の場合は華やかな漢字が入っている
- 名前はひらがなが多い
- ・名前を漢字にする場合は全体を通して華やかさが強調されるということです。
また、愛沢えみりさんのように、漢字の中に水商売を連想させる「さんずい」のついた漢字や、そのまま「水」という漢字を入れる人も多いようです。
これはお客様がスマホで営業用SNSを見たとき、直感的に「キャバクラの子」とわかるような配慮があるとも考えられます。
一条響さんのようにジンクスを信じて名付けるのもオススメですが、人気の苗字のため、お店で名前かぶりがないか確認しましょう。
また、お店によっては「苗字だけは被っていてもOK」「読み方を変えてくれればOK」などのローカルルールもありますから、店長・スタッフと相談することをおすすめします。
まとめ:源氏名はキャバ嬢の顔!ルールを守り、売れる特徴をつかんだ名前をつけよう

源氏名を「ただキャバクラで使う名前」と思って適当な名付けをすると、思ったように収入が伸びず、あとになって後悔することもあります。
源氏名にはジンクスもあり、付けると縁起の良い名前もあるのです。
自分で源氏名をつけられるお店の場合は、過去に売れたキャバ嬢の名前を参考に、自分のカラーを出した名前をつけましょう。
演出したいイメージを名前につけるのもオススメです。
カッコよくクールな印象なら一条響さんのようなすべて漢字の短い名前、優しく明るいイメージなら愛沢えみりさんのように、名前だけでもお客様に与える印象は変わります。
よく考えられた源氏名をつけて、お店でも良い成績を残せるキャバ嬢を目指しましょう。