転職エージェントを使うメリットは?昼職転職時も必要?

転職エージェントを利用したことがない人は、一体何ができるのか、どんなメリットがあるのかよくわからないという人が多いのではないでしょうか。

実は夜職から昼職からの転職に役立つのが転職エージェント。そこで今回は、転職エージェントを使うメリット、昼職に転職するときも必要かどうかについて紹介します。

転職エージェントはどんなことをしてくれるのか?メリットを解説

転職エージェントはどんなことをしてくれるのか?メリットを解説

転職に関するサポートを無料で提供している転職エージェントは、利用すれば転職成功に近づくとは聞いたことがあっても、その実態がよくわからないがために実際に利用できずにいる人も多いでしょう。

そこでここでは、転職エージェントがどんなことをしてくれるのかについて紹介します。

夜職からでも働ける求人を探してくれる

ハローワークに求人を探しに行ったことがある人にとっては「あるある」ですが、夜職だと伝えた時点で、職員にがっかりした表情をされて、雑な対応をされたことがありませんか?確かに夜職出身だということで紹介できる求人は激減してしまうのかもしれませんが、夜職だって立派な仕事、職歴です。夜職をやめてからブランクが10年とか、かなり長いブランクがある場合は求人を紹介してもらいにくくなるかもしれませんが、現職はもちろん、1年や2年ならまだ可能性があります。

転職エージェントでは、夜職女性の可能性を見つけ、そして夜職からでも転職しやすい求人を紹介してくれます。夜職ということに着目するのではなく、あなたの持っている資格、スキル、実績などに着目し、マッチングする求人を紹介してくれるのです。

自分ではやりにくい年収交渉もしてくれる

一度夜職をやめてから転職しようと思うと、中には人とのコミュニケーションが億劫になっている人もいるのではないでしょうか。

でも、転職活動には、転職において重要な年収を決める年収交渉があります。きちんとした年収交渉を行わなければ、働いてから実は低賃金だった、これなら夜職のほうがよかった…という後悔をすることになるかもしれません。

転職エージェントでは、本来なら転職者が自分で行うはずの年収交渉を代行してくれるサービスがあります。転職エージェントのキャリアコンサルタントなどが実際に応募先に対し、あなたの年収交渉を行ってくれるのです。あなたのスキルや実績をよく調べたうえで年収交渉をしてくれるので、納得いく年収で働くことができるでしょう。

前職が夜職であることの説明を一緒に考えてくれる

夜職からの転職を志す場合、困るのは夜職を選んだ理由について質問されることではないでしょうか。さまざまな事情があって夜職になったこと、期間が長くなった理由など、聞かれてもすぐに答えられる人は少ないでしょう。

夜職を選んだ理由や、昼職への転職を志すことになった理由を上手に答えられない場合でも、転職エージェントのサポートがあれば、その理由について一緒に考えてもらうことができます。

具体的には、あなたが作成した応募書類を添削して、説明が足りないところや言い回しがネガティブなところを見つけ、採用されやすいような理由を考えてくれるのです。夜職を選んだ理由は、あまり人に言い難いものだという場合も、応募先によく見えるような表現で書き換えてくれます。もともと文章能力に自信がない人や、転職活動が初めてだという人でも、採用されやすい応募書類を作成することができるので、安心して転職活動をすすめることができます。

心配な面接練習も模擬面接でチェックしてくれる

夜職が長く、しばらく採用試験を受けたことがないという方は、何よりも面接試験に不安を抱いているのではないでしょうか。面接試験は転職活動で避けられるものではなく、どんな応募先でも必ず受けなければいけないものです。

面接で志望動機や昼職へ転職を希望する理由をきかれた場合を想定して受け答えするのは、昼職からの転職者であっても緊張のためにうまくいかない人が多いものです。
ましてや夜職の期間が長い人は、その緊張が膨らむばかりでしょう。

不安なことはキャリアカウンセラーに相談できる

夜職から初めて転職活動をする場合、不安なことしかない!という人も多いでしょう。でも周りには同じ夜職の友達などで、転職に関する専門的な相談ができる相手がいない…という人も多いのではないでしょうか。

転職エージェントには、転職活動・人材関連に関する専門的知識を持つキャリアカウンセラーがいます。少し前までは直接や電話で相談する形が多かったのですが、最近はメール、チャット、LINE@など、オンラインで相談できるようになってきました。

そのため、気兼ねなく気になることや不安なことを相談できます。転職エージェント側としても、1人でも多くの人に内定を取ってもらいたいと思っているため、非常に協力的なのです。

転職エージェントに紹介してもらいやすくする3つの方法

転職エージェントに紹介してもらいやすくする3つの方法

転職エージェントは、登録すれば誰でもすぐに求人を紹介してもらえる訳ではありません。

エージェント側も、できるだけ確実に内定まで持っていきたい訳ですから、難航しそうな人や、あまり転職する気持ちがない人、可能性が非常に低い人には「ご紹介できる求人はございませんでした。」とメールを送って終わり。
ということもあります。

そうならないように、以下の3つのことを準備しておきましょう。

自己分析は自分自身でできるところまでやる

転職活動に必要不可欠な自己分析は、最低限自分でできるところまでやっておきましょう。

自己分析は、自分自身にしかできない部分が多く、そこもエージェントに丸投げしようとすると、転職への意欲がない人だと思われてしまう可能性があります。

自己分析をしておけば、その分転職活動を早く始めることができます。転職エージェントとしてもどのような仕事を紹介できるか候補を挙げやすくなるでしょう。

自分に合う業種・職種にだいたいの目星をつける

どんな仕事がしたいのか、業種や職種について大体の分析をしておけば、初回面談のときにも話が進みやすくなります。

「こんな感じの仕事をしたいんです」と伝えるのもいいですし、「こんな感じの仕事は避けたいです」と、ぼんやりとでもいいので、やりたい仕事・やりたくない仕事についてのイメージを伝えるのにも役立ちます。

まったく資格のない人は、通信教育で取得する

夜職の経験が長くて、パソコンの一般的なソフトの操作方法もよくわからないという場合は、MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)などの資格を取得しておくのも良いでしょう。

MOSを取っておけば、Word、Excelなどの一般的な操作方法を身につけたということが企業側にも伝わります。転職用の履歴書にも書ける資格ですし、PC作業が伴う仕事に転職しようと考えている人にはオススメです。

他にも、実際に通学しなくても通信教育で取得できる資格もあります。医療事務の資格なども、女性に人気があり、転職にも役立つ資格です。難易度も易しいものもたくさんあるため、挑戦する意味でも資格を取って準備しておくと、転職エージェントから求人を紹介してもらいやすくなるでしょう。

転職したいなら1日でも早く動くことが有利になる

転職したいなら1日でも早く動くことが有利になる

夜職から昼職への転職活動を成功させたいのであれば、転職エージェントを活用することは内定をもらうのに役立ちます。

ただ、新型コロナウイルスの影響で、求人数が少なくなってきているため、昼職への転職を決めたい場合は、行動を早くうつす方がよいでしょう。

会社を解雇されたりした昼職の人が、次の仕事を探しているため、転職市場には求職者が多くなっています。迷っている段階で転職エージェントに相談するのもよいでしょう。

まとめ:転職活動で転職エージェントを活用するメリットはたくさん!昼職転職でこそ活用しよう

転職活動が初めて、もしくは久しぶりという人は、転職エージェントを活用することで、自分の希望にあった仕事を紹介してもらいやすくなります。

また、応募書類の添削や面接練習などもあり、昼職への転職を目指す人にとってはたくさんのメリットを感じられるでしょう。

ただ、エージェント側としては、より内定の確率が高い人にどんどん求人を紹介します。だからこそ、エージェントに登録して終わり、そのまま受動的に求人を待つだけという姿勢ではなく、自分から準備をきちんとしておいて、より多くの仕事を紹介してもらえるようにする必要があります。

この記事で紹介したように、自己分析をしたり、必要な資格を取っておいたりと、自分でも努力しましょう。その姿勢でいれば、転職エージェントも仕事を紹介しやすくなります。