キャバ嬢は、延長が入れば接客時間が長引くこともあり、人気があると指名客のはしごでトイレに行けないことがあります。
しかし、トイレに行くことは生理現象。根性で止められるものではありません。
そこで今回は、キャバ嬢がトイレに行けないのはどのような時か?そしてトイレにまつわる知らないと恥ずかしいマナーについて紹介します。
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キャバ嬢がトイレに行けなくなるのは、どんな時?

アルコールを飲んで、長時間席を離れられないキャバ嬢の仕事では、確かにトイレに行きたくても行けないタイミングが多くあります。
ここでは、どんな場合にトイレに行けなくなるのかについて紹介しましょう。
初回のお客様で離席できない場合
キャバクラには、初めて来店する「初回客」と、何度も来店している「常連客」がいます。
特に初回客の場合は、お客様自身が緊張していることや、まだ信頼関係が築けていないことから、「失礼があってはいけない」「緊張させてはいけない」のが暗黙のルールです。
初対面で初接客なのに「トイレに行きたい」と言われれば、「なめられているのかな」とお客様にいやな思いをさせてしまうかもしれません。
そう思うとトイレに行けなくなってしまうのです。
太客で信頼関係が築けていない場合

一度の来店で高額を使ってくれる太客の場合も、トイレに行けないというキャバ嬢がいます。
いい雰囲気で盛り上がっているときに、トイレに行きたいとは言い出しにくいということです。
太客でも、常連で信頼関係が築けていれば、「トイレ?行ってこい行ってこい!」と気持ちよく送り出してくださるのですが、信頼関係が築けていない場合は、言い出しにくいのです。
自分の報酬に直結するお客様だからこそ、「気を悪くされたらおしまい」と思いこみ、行けないまま膀胱炎などになる可能性もあります。
他のキャバ嬢からの嫌がらせがある場合
一番厄介なのが、キャバクラ内のいじめのようなものです。
他のキャストがわざと席を外し、ヘルプにも回らず、特定のキャバ嬢を長時間席に着けさせるという嫌がらせをされた人もいます。
この場合、席を外せば黒服から「人が足りないから戻って」と急かされ、お客様には「ずっと(トイレに行きたくて)上の空だけど、俺とじゃつまらないってこと?」と不機嫌にさせてしまいます。
どうしてもトイレに行きたくなった時に守りたい接客マナー

色々な事情があってトイレに行けない問題が発生したときには、我慢し続けると膀胱炎などの疾患につながる恐れもあるため、我慢してはいけません。
しかし、お客様の接客中ですから、最低限守るべきマナーがあります。
以下で紹介するマナーを守って、気持ちよく働ける環境を作りましょう。
黒服スタッフと「トイレサイン」の合図を決めておく
理想的なのは、黒服にトイレ時間を確保してもらうことです。
その際、お客様からはわからないように、黒服に送る合図を決めておくようにしましょう。
ハンドサインでもいいですし、特定のドリンクを頼んだらトイレのサイン、というように、暗号を決めておいてもいいでしょう。
こうすることで、黒服はサインを受け取ったら、指名が入っていなくても「◯◯さん、ご指名です」「◯◯さん、お電話入ってます」など、席を立つ口実を作ってくれます。
これならスマートにトイレに行けて、お客様にも嫌な気持ちをさせずに済むでしょう。
自分でわざと自分のドレスにドリンクをこぼして離席する

口実を作るという意味では、「氷足してきますね」など、席を立つ理由を自分で考えて離席するのもおすすめです。
ただ、この場合氷が十分あると使えません。
そのため、いくつかの口実をあらかじめ用意しておきましょう。
自分でドリンク(出来るだけ透明なもの、お水がベスト)をドレスにこぼして、「ちょっと拭いてきますね!」と言って席を立つ方法なら、いつでも使えて便利です。
こぼしてもドレスにシミが残らないよう、こぼすのは無色透明なドリンクか、お水がベストです。
「お手拭きで拭けばいいじゃん」とお客様に突っ込まれた場合は、「見えないんだけど、ちょっと中の方まで濡れちゃって。ここじゃ拭けないから♪」など、お客様のご機嫌を取りつつ、上手に離席するようにしましょう。
信頼関係が築けている場合は、「お化粧直してきますね」でもOK
お客様が常連で、いつも延長がベースの長時間利用の場合は、比較的トイレについて切り出すのが簡単です。
それでも「ちょっとトイレ行ってきますね」よりは「◯◯さんとお話ししてたら、笑いすぎて汗かいちゃった!ちょっとお化粧直してきますね♪」と言った方が、スマートでしょう。
常連でもお客様を気遣うマナーを守ることで、トイレには問題なく行きながら、指名を撮り続けることができるはずです。
まとめ:我慢は禁物!マナーを守って、トイレは我慢しないようにしよう

確かにキャバ嬢は仕事柄、トイレに行きたくても行けないことがあります。
しかし、我慢しすぎるのは、膀胱炎につながる可能性があり、体によくありません。
黒服を味方につける、氷を足す・ドリンクをこぼしたのを口実にする、マナーのある表現でお客様に直接切り出す、といった方法なら、お客様に失礼なく、トイレに行くことができます。
特にキャバクラは接客業であるため、お客様のことは第一に考えながらも、自分の健康も大事にして、気持ちよく働ける工夫をしてみましょう。